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シュタインズ・ゲートエリートクリア後の感想評価 違いを解説



エスジェイ(@esjganae)です。

PS4とVITAでリメイクされた(後にSwitch版も登場)シュタインズ・ゲートエリートをクリアしたので感想と違いについてまとめていきます。

 

シュタインズ・ゲートエリートの基本情報

発売日:2018年9月20日

メーカー:MAGES.

2009年にXbox 360から発売されたソフトのリメイク版として発売されました。

発売当時から人気が高くリメイク版はPS3、PS4、VITAなど当時の主要ハードで移植されていき、続編やスピン作品も登場し、アニメ化もされました。

本作は映像を完全アニメーション化しているのが最大の売りで、音声も取り直ししているので大きくリメイクされています。

シュミレーションゲームとしても従来のものとは大きく異なる点もあり発売当時から一部ではかなり期待されていました。

 

シュタインズ・ゲートの簡単なストーリー

主人公の岡部倫太郎(おかべ りんたろう)は東京の大学に通う学生で普段はあまり学校へは行かずに秋葉原にあるラボ(アパートの一室)でラボメン仲間と半分遊びで発明品を開発している。

お遊び発明ではあるが、ひょんなことから発明品のひとつである電話レンジ(借)が未来にメールを送る機能があることに気がつく。

大学のセミナーで知り合った天才科学者の牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)を仲間に引き入れて、タイムマシンの完成を目指す。

序盤~中盤あたりは中二病のオタクが仲間内でワイワイはしゃぎながらおちゃらけてるだけのような話なのだが、次第に緊張感が高まっていき厨二病の妄想が現実になるような展開へ発展してき目が離せなくなる。

 

シュタインズ・ゲートとの違い

・完全アニメーション

・シナリオ一部修正?

 

元々のゲームSTEINS;GATEとの最大の違いとしては、映像が完全アニメーション化されている点にあります。

これがこのゲームの最大の特徴でもあります。

細かい部分だと、シナリオが一部修正されているかなと思いましたが、ストーリーそのものは同じものです。

あとは、分岐するポイントが分かりやすくなっています。

エリートでは明らかにここの選択大事です。みたいな2択画面になりますが、原作の方は特に説明もなく、その場面になったら自分でメール画面を開いて送らないといけないとか、そんな仕様だったと思います。

(なので初プレイだとかなりの高確率でチャリンコエンドを見ることになります)

本作では細かい仕様もしっかりとリメイクされています。

 

ゲームの評価

まず気になったのがボイスを取り直しているのではないか?という点。

単純に声優の声質が微妙に違うなと思ったのと、シナリオが微妙に書き足しされているように思えた(比較してないのでアニメと混ざっているだけかもしれないが)ので、おそらくボイスは完全取り直しているのだと思います。

次に、本作の最大の売りであるアニメーションについてですが、これは凄いですね。

シュミレーションゲームというジャンルは結構好きで個人的にいろいろとプレイしていましたが、完全アニメーションで進行していくのは何とも斬新でした。

俗に言う紙芝居ゲームというジャンルですが、今後のシュミレーションゲームの革命に繋がる作品になるかもしれません。

紙芝居ゲームはSFCの弟切草の頃からVITAのサウンドノベル全盛時代まで、ほぼ進化してないジャンルだったので、こういう明らかな技術的な進歩が加わったことは素直に高く評価して良いんではないでしょうかね。

 

ナエの暴走ルートの結末は?

なえ様の暴走ルートはアニメ化されなかった原作の見どころのひとつだと思いますが、ちゃんと完全アニメ化されていたのは素晴らしかったです。

非常に見応えのあるシナリオなのですが、この話自体が中途半端に終わってしまっていて、この時間軸のなえがその後どうなったのかなど謎のままですね。

これ確か、漫画か他のスピン作品かで続きが描かれていたと思うのですが、この続きシナリオとかも追加されていればもっと良かったかもしれません。

 

まとめ

トゥルーエンドまで見ても24hかからず全シナリオを見れてしまったので、思っていたよりも短い感じもしました。

アドベンチャーゲームは200hとか超ボリュームのゲームが多いのでマヒしている部分もありますが、それでも今ヤリ直すと、若干ボリューム不足な感じはしなくもないです。

全体的によくできていると思うので、とくに文句のつける場所もないのですが、1つ言うならばボリュームをもう少し追加してくれても良かったのかなとも思います。

ただ、あくまでも原作ありきのリメイクソフトなので下手に追加しすぎてもアレなのかもしれませんね..。

非常によく出来たリメイク作品で今後もアニメーションのアドベンチャーゲームが出れば積極的にプレイしてみようと思います。



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