~簡単なあらすじ~
何者かによって誘拐されてきたシグマ(主人公)は目が覚めると隔離された部屋にいた。そこに一緒にいた謎の少女ファイとともに部屋を抜け出すと、部屋の外には同じく隔離施設へ連れてこられていたメンバー8人がいた。(主人公含む9名)なにがなんだか分からない状況の中でモニターにCGのウサギ(ゼロウサギ)が写しだされ脱出ゲームのルール説明がされた。これからこの9名で命がけの脱出ゲームを行うことを宣言された。
~脱出ゲームのルール~
・手首に外すことのできないバングルがある
・BPと呼ばれるポイントがあり、BP(バングルポイント)が9になれば脱出できる
・スタート時のBPは全員3から始まる
・ソロ(1人)とペア(2人)の3人によって対戦カードが組まれる
・組まれた相手と一緒に脱出ゲームを行う
・ABゲームと呼ばれるゲームでポイントを決定する
・ABゲームは一緒に脱出ゲームを行った対戦ペア同士(1対2)で行う
・「協力」と「裏切り」の2つの選択肢がある
・協力同士ならお互いに2ポイントが加算される
・裏切り同士ならお互いに0ポイントとなる
・「協力」と「裏切り」の場合は「協力」は-2ポイント「裏切り」は+3ポイントとなる
・BPが0になったプレイヤーにはペナルティが与えられバングルから薬を注入される(死亡する)
~ゲームの肝~
BPが9になれば脱出できるため、より早くBPを9にしたい。
最速で9にするには2回連続で「裏切り」を決めること。
相手に「協力」を選ばせて自分は「裏切り」で通せば3ポイントとなる。
みんなで「協力」を選ぶことができれば3回目で全員がBP9になるので全員で脱出できる。
相手のBPが1や2の場面で「裏切り」が成功すれば相手のBPが0以下となり実質殺害することになるので倫理的な心理などもあり、BPが9になっても回りの全員から袋叩きにされ逃げきれない可能性などもある。
各キャラの正体(ネタバレ)
アリス
見た目はクレオパトラを感じさせるセクシーな女性。見た目通りにエジプト人の血が流れている。四葉とは元々知り合い。ラジカル6に感染して死亡するルートが多く、基本的にどのルートでも協力を選び悲惨に終わることが多い。
特殊能力
数学が得意で計算能力が以上に高く一瞬で膨大な桁な計算を暗算できる。
正体ネタバレ
テロ組織と戦う秘密組織に所属している。父親の敵討ちとしてテロ組織「クレイドールズ」を追っている。その過程の中でゲームに連れてこられたと本人は思っているが、実際はアリスと四葉が誘拐されてから約45年近く経っており、その間は冷凍保存されていた。追っていたクレイドールのリーダーは同じくゲーム参加者のディオだった。
選ばれた理由
計算能力の高さから推薦された。ディオのし掛けた爆弾のパスを一瞬で解読。常人では不可能なレベルの25桁の素因数分解をしてみせた。
四葉
20歳になったばかりのパンクスタイルな女性。アリスと面識があり、過去に似たようなゲームに参加させたれた経歴もある。アリスとの繋がりは過去に参加させられたゲームの経緯にある。アリス同様に誘拐されたのが2028年で約45年間冷凍保存されていた。
特殊能力
四次元的な能力があり、言葉なしに相手とコンタクトが取れるテレパシーのような力を持つ。その能力がある相手のみと交流可能。
正体ネタバレ
特殊能力を持つ少女ってくらいでプレイヤー9名の中の重要度でいうと低い。兄の話などもするが結構そのへんは本丸の話とは関係なし。どのルートでも特別な活躍もないし微妙なポジションだが、声優はあの田村ゆかりさんです\(^o^)/
選ばれた理由
特殊能力を持つため選ばれた。
クォーク
頭の良い10歳の少年。無邪気な性格をしている。常にヘルメットを着用している。天明寺のことを「じっちゃん」と呼びしたっている。
特殊能力
特になし
正体ネタバレ
クォークに関しては数合わせ感が否めない。途中のルートではラジカル6に感染して登場なしって流れが主なので、子供ってのもありゼロボスの正体では?とか思わされるけど、結局ただ天明寺と一緒に地球から亡命してきて少年ってだけ。
選ばれた理由
天明寺が参加する条件として選ばれた。
天明寺
白髪頭の老人。性格は頑固おやじで気が短いところがある。クオークとは面識がある。
特殊能力
四葉と同じテレパシーのような特殊能力を持つ
正体ネタバレ
2074年の地球から来ているため、ノナリーゲームの概要を最初からある程度理解している。テレパシーのような特殊能力を持ち、かつて茜を救っている。
選ばれた理由
特殊能力者のため。クォークを推薦する。茜と会える条件でゲーム参加を了承した。
K
ロボットのようなスーツに身を包んでおり、自分では記憶喪失だと言っている。ボディスーツは気がついたら着させられていたという。ゲーム途中で発見された女性(茜)を母親のように想っている。
特殊能力
クローン人間。
正体ネタバレ
Kは元々リーゾム9(ゲームが開催されている隔離施設の名称)の住人で、生まれも育ちもリーゾム9だった。記憶喪失だったのは本当のようでゲーム参加前に薬品を投与されすぎた影響で一時的に記憶を失ったとのこと。ボディスーツも元々重力に耐えるために常に身にまとって生活していた。シグマのクローンなので見た目はシグマの若いころ(22歳時)と同じ見た目をしている。本名は「カイル・クライム」
選ばれた理由
元々ゲーム主催者側の人間のため。
ディオ
見た目は男前だが、相手を普通に裏切ったり殺しをしたりと残忍なところがある。メンバーからも信頼されていない場面が多い。
特殊能力
クローン人間。
正体ネタバレ
クレイドールズというテロ組織のリーダーで本名は「レフト」。アリスの父親を殺した犯人でもあり、アリスが追い求めていた因縁の相手でもある。ただしクローンのため代わりは他にもいる。フリーザソウルという組織のボス「ブラザー」からゲームに派遣された。ディオがゲームに参戦した理由は2つあり、茜を殺害することと、ゲームに勝利すること。またこの2つの条件が満たせそうにない場合は爆弾を使い全員道連れにして終わらせることだった。元々はゲームの参加メンバーではないが、茜を殺害しゲームに参加する。しかし実際はそのことも起きる現象とされており、ディオがゲームに参加することは決まっていた。
結果的にプレイヤー9名の中で悪者はディオだけだったというオチ。
選ばれた理由
ABゲームの計画を阻止するためにブラザーが参加させた。ブラザーも四葉らと同じ特殊能力のため計画を知っていたとのこと。
ルナ
おっとりとした性格の落ち着いた女性。医師の資格を持っているとのこと。
特殊能力
ゴーレム(ロボット)
正体ネタバレ
ルナの正体はゴーレムであり、元々ゲーム主催者側の人間(ロボット)ということになる。ただし性格は本当に良い子であり、あからさまに裏のありそうなキャラだが最後まで裏がなくあのままの良い子で終わる。ただし正体はゴーレム(ロボット)だったという衝撃オチ。ルナ以外の他のプレイヤーはラジカル6に感染しているが、ルナだけはゴーレムなので感染はしていない。途中で殺されたような場面もあるが、あれはゼロによって電源を落とされているだけ。
選ばれた理由
元々主催者側の人間(ロボット)であるため。
ファイ
白髪で短髪。このゲームのメインヒロインでもある。最初から謎の伏線が多い。性格は冷たいところがあるが、いきなりしょーもないギャグを言ったりもする。
特殊能力
時間軸の移動が可能
正体ネタバレ
主人公のシグマ同様に時間軸を移動することが可能の能力を持つ。ただし飛び先での記憶は曖昧になっている。その生い立ちなどは最後まで謎な部分が多い。ゲームについてほとんど何もしらないで参加しており、シグマと同じような境遇。
選ばれた理由
そもそもこのゲームの開催理由が、ファイとシグマを45年前へ飛ばす目的のため。
シグマ
主人公。ごく普通の大学生だが2028年のクリスマス・・。突如誘拐されてゲームに参加することになってしまう。
特殊能力
時間軸の移動が可能
正体ネタバレ
時間軸移動が可能なため、ラジカル6で汚染された世界から、対消滅反応炉の爆発する前の世界へ飛び過去改変をする目的があった。45年の歳月を飛んできているので最後シグマ自身は67歳の肉体となっている。その記憶のない45年間のうちにシグマは博士となっており、ボスゼロの正体はシグマ自身(未来の)というオチ。
選ばれた理由
そもそもこのゲームの開催理由が、ファイとシグマを45年前へ飛ばす目的のため。主催者も未来のシグマということになる。