※この記事は2016年3月に公開されたものを修正したものです。ブログ移転により画像が消えてしまっています
勇者死す、エンディングへの道 ※ネタバレ注意
勇者死すのVITA版には真のエンディングが存在するらしい。
アプリ版には存在しなかったエンディングが用意されているようだ。
このゲームは周期プレイが前提のゲームで、1周期だいたい1hくらいでプレイできるのだが、真のエンディングへ辿り着くまで18周期もかかってしまった。
それではエンディングまでの道のりを早速解説していく!
エンディングまでの流れ
このゲームはタイトル通り二主人公が死亡するところから始める。
主人公の勇者が魔王を倒すも死んでしまうが、謎の女ユリアの力によって5日間だけ勇者は生き返ることができる。
この5日間のあいだに衰弱していく勇者を使って各所回っていき、次の周回へつなぐというのが基本的な流れとなる。
まずは各所にいるヒロインキャラのクエストをクリアし、ヒロインを仲間にしていくのが基本。
1周期で全てのヒロインの依頼クリアすることは物理的に不可能なので、2週目以降で周りきれなかった箇所を回って少しずつ進めていく。
すべてのヒロインの全依頼をクリアするには最低でも4~5周くらいする必要がある。
1周期の最後は必ず勇者の葬儀で終わり、このときに5日間でどれだけ影響(クエストクリア等)を与えたかによって葬儀参列者などが変化する仕様となっている。
一定の条件をクリアすることによってエンディングルートへシナリオ移動することができる。
エンディングルート
各ヒロインのクエストをクリアし、エンディングルートへ移行すると、「7種のアイテム集め」というイベントが強制発動する。
エンディング条件を満たした周期が始まると、強制的に王女フローラの元へ移動させられ7種のアイテムを集めてレモイナの最も奥の部屋へ来るように言われる。
ちなみに、エンディングルートへ行く方法自体は詳しく解説しないが、何周もプレイしていれば攻略サイトを見なくてもいけるくらいの難易度である。
基本的にエンディングルート(シナリオ開放)の方法としては、各地のボスキャラを倒して各オーブを集めるだけ。
一度プレゼントしたアイテムは返ってこない点には注意しよう。
※管理人は一度目のプレイではヨナに「ギガマチェテ」を装備したくてプレゼントしてしまい一度失敗してしまった。
主人公の装備はわざわざ外す必要はないがブラッディ兄弟を倒して入手できる「ギガマチェテ」とバルドスを倒して「流星刀」は他キャラにプレゼントしないよう注意しよう!
7種のアイテム集め~ラスボス戦まで
7種類のアイテムを集め、レモイナの奥の扉まで到着すると、フローラ女王がお出迎え。
アイテムをよこせとフローラに指示されます。
そこへユリアが止めに入ります。
ユリア曰く、フローラ王女の偽物の「カラマ」が勇者を魔王に変貌させる計画を立てると言う..。
それを聞いたフローラ王女は発狂し、ユリアの方が嘘つきだと口論になる。
ここまではよくあるベタな展開だが、どちらを信じるのか選択肢を問われる。
まあ話の流れから言えば、断然ユリアさんの言い分の方が正しいわけだが・・・
案の定、ここでフローラを選択してしまうと即ゲームオーバーになるので要注意w
セーブしてれば前回のセーブから再開できるがセーブを忘れてしまっていると、今まで集めたアイテムが飛ぶという鬼畜仕様のおまけつきw
(例えセーブしててもレモイナの入り口からやり直しなので結構面倒です)
ユリアを信じるを選択すると、フローラに取り憑いていた『カラマ』という悪いヤツが登場する(こつがラスボス)
ここからラスボスのカラマ戦となり、このバトルは勇者とユリア2人でカラマ(手下も)と戦うことになる。
勇者のステータスは初期ステータスに戻ってるのでかなり強い。
このゲームは時間の経過とともに主人公が弱体化するという普通のRPGとは逆の仕様になっているが、ラスボス戦は一番強い状態で挑めるということだ。
勇者は最強の状態でユリアは回復技を使えるので、まあ普通にやれば勝てる相手。
カラマには普通に勝てるが、案の定ここでは終わらず最終バトルへ。
カラマが魔王を召喚する流れになる。
このときにユリアは負傷してしまい戦闘不能になるので『勇者+この周期でのパーティ』でのラスボス戦となる。
ここの戦いが真のラスボス戦となる。相手は蘇った魔王ギール!かなりの強敵!
今回はたまたまヨナを勇者状態(ダイヴォーラ取得)まで育ててたのでなんとか勝てたが、体感としては普通のパーティだと厳しいかもしれない。
というか、多分ヨナを勇者状態まで育ててないと勝つのは難しいようにも思える。
ラスボス戦はヨナを最後まで育ててから挑むのが簡単な攻略法なのかもしれない。
管理人が魔王を撃破したときのパーティは「勇者、ヨナ、トーマス、ナオミ」だった。
メリーアンは強いけど、7種のアイテム集めでオーブが必要なので仲間にしてラスボス戦まで行くのは厳しい。
エンディングとストーリーネタバレ
見事ラスボス魔王を倒すと、いよいよ全ての物語の秘密が明らかに・・。
●ここまでの主な伏線
・ユリアは何者なのか?
・勇者が死んだ理由
・勇者が忘れていた最愛の女性とは?
★天使ユリアは何者なのか?
勇者は最初から記憶から消えた女性を探しているわけだが、おそらくその女性こそ天使のユリアなのだろうが、はっきりと記憶が戻るわけではないという何とも曖昧な最後。
80~90年代頃の映画によくあった「見たものの判断にお任せします」的なアレだ。
もう1つ、勇者が死んだ理由も気になるところだが、実は勇者は魔王と相打ちで死んだのではなかったという衝撃な事実が判明する!
本当の死因は自●?!ここも曖昧な説明のみで詳細は謎。
魔王ギールというのは、人の感情が乗り移り生き返るような生物との事。
(FF10でいうところのシンのような存在?)
要約すると、勇者が倒したと思っていた魔王ギールの正体は実は恋人のユリアちゃんで事実を知った勇者はショックで自●してしまった的な・・。
言葉の意味はよくわからんかったが、おそらく死因は魔王との相打ちではなく魔王の正体が彼女だと知ったことによるショック死なのである!
いや、勇者のメンタルw
★結局、勇者が忘れてた最愛の女性とは?
一番最初にフリが入る最愛の女性探し・・。
最後のシーンでユリアが真相を話かけたそのときタイミング悪く洗脳されていたフローラ女王が目覚めてしまう。
ユリアは「後でゆっくり話すわ」と言うがそのままエンドロールが流れる。
★エンドロール後・・
勇者「ユリア、そろそろ本当のことを教えてくれないか。キミなんだろ、俺の恋人は!?」
ユリア「ごめんなさい。実は私自身、自分が何者であったか思い出せないのです。ただ、、、」
ユリア「だた...。」
勇者「(ゴクリッ)」
ユリア「今の私、過去はお思い出せないけど、今の私じゃダメ・・。ですか?」
勇者「ニヤリ。」
おしまい
めでたしめでたし。
プレイヤー「VITAを落としてズッコける」
総括
サクッと遊べるRPGとしてはかなり楽しめた。
もともとガラケー用のRPGってことを考慮すれば、まあこんなもんでしょう。
ラスボス戦までのベタな展開は好きだし、地味に人選が問われるゲーム性も悪くない。
個人的にはかなり評価したいゲームなんだけど、意外とAmazonレビューとか見ると辛い評価が多めで残念。
PS4のアーカイブとかで配信されないかなー。
2024年現在も配信される見込みはなさそうだ...。無念。