ゲームレビュー

ファイナルファンタジー10名作ストーリーレビュー



 

エスジェイ(@esjganae)です。

今回はファイナルファンタジー10のゲームレビューをしていきます。(以下、FF10)

簡易的なゲーム紹介、ストーリー紹介、個人の感想の3構成でレビューしていきます。

 

FF10の基本情報

F10は2001年7月にPS2で初リリースされました。

人気シリーズ、ファイナルファンタジーシリーズということもあり爆発的に売れています。

今となっては当たり前のようになっていますが、ゲーム内にムービーが入る、俗に言うムービーゲーはこのFF10が最初のゲームとなっています。

翌年発売されるキングダムハーツを皮切りに、ムービーゲームは主流となっていきました。

2013年ころにPSVITA、PS3でリメイク版が発売されると、以後、PS4、Switchでもリメイク版が発売されました。

発売から20年が経過しましたが、未だに話題に上がる超人気コンテンツですね。

ゲーム内容は、RPGですが特徴としてスフィア盤という独自システムを採用しています。

FFシリーズはドラクエシリーズと違い、システム面で独自のゲーム性を採用することが多いです。

スフィア盤を進めてキャラを成長させていく仕様なので、スフィア盤の進め方を誤ってしまうと、後半で詰んでしまうこともあります(^_^;)

最終的には、みんな同じようなステータス(スフィアを全員で一周回ると同じ技を覚える)に落ち着いてしまうのは欠点だったりするのですが、やりこみ要素抜きで考えれば当時としては斬新で良いシステムと評価できますね。

 

FF10のストーリー

主人公のティーダは、ある日ひょんなことでスピラという世界に異世界転生するところから話は始まります。

最初は自分の住んでいた世界であるザナルカンドへ戻ることを目的にしていましたが、スピラの世界の人々と出会い絆が広がっていきます。

以下、ポイントを厳選して紹介していきます。

 

ブリッツボール

ティーダはザナルカンド・エイブスというブリッツボールのチームのエース選手でした。

細かい設定は不明ですが、おそらくプロ選手のようでこれで生計も立てているようでした。

異世界であるスピラへ行き、右も左も分からないティーダでしたが、ブリッツボールだけが共通点としてあり、序盤はブリッツボールを中心に話が展開していきます。

スピラでは、同じブリッツボールの選手のワッカと出会い、ワッカとともにブリッツボール大会を目指します。

 

召喚士の旅

スピラでは「シン」と呼ばれる巨大な生物に支配されています。

シンの正体は不明ですが、大型の魔物で普通の人間では軍隊でも太刀打ちできません。

シンを倒せる特殊の存在として召喚士がいます。召喚士は祈り子と契約することにより召喚獣を呼べるようになります。(細かい理屈はよく分かりません)

召喚士は各地の寺院を巡って、祈り子と接触しパワーアップしていきます。

その度のお供に、ガードと呼ばれるボディーガードをおきます。

ティーダはヒロインのユウナのガード役として冒険することになります。

 

シンの正体

わりと序盤で判明する事実として、シンの正体はティーダの父親であるジェクトです。

物語が進むにつれて、シンは移り変わる存在だと判明します。

究極召喚によってガードの1人が生贄に捧げられ、いっときの平和期間である「ナギ節」を経て、新たなるシンとして生贄となったガードがシンとして生まれます。

召喚士は究極召喚をすることで絶命してしまうため、作中でアルベド族は召喚士の旅を辞めさせるために誘拐(保護)して命を守る活動をしているわけです。

 

問われる究極の選択の末・・

物語の終盤、究極召喚を手にしてシンと戦うかせまられます。

究極召喚を使えば、シンは一時的に封印できますが、召喚士は絶命し、選ばれたガードの1人は次のシンとして生まれ変わってしまいます。

歴史上、初めてシンを倒した存在であるユウナレスカは究極召喚を授けてくれる唯一無二の存在でしたが、ティーダたちはユウナレスカを倒しシンと対峙することを決めます。

最終的に、ヒロインの命を選ぶか、世界平和を選ぶのか、この2択を迫れますが、主人公らは第三の選択肢を選び、そのどちらも助けることに成功します。

完全なハッピーエンド!かと思いきや、最後の最後で新のラスボスであるエボンジュを倒してしまったことで、夢のザナルカンドは消滅し主人公のティーダの存在も消えてしまうという悲しい終わりになります。

 

個人的な感想

 

世界観がかなり確立されており、膨大なストーリーなので、なかなか短く説明しにくいですが、とにかくFF10はストーリーが最高ですね。

細かい設定とかは、1回プレイしただけだと分からないところも多いです。

2週目、3週目とプレイを重ね、アルティマニアとか読み込むことでかなりマニアックな裏設定とかも知れて作り込みに驚かされたものです。

感動のストーリーの中に笑える場面があったり、微妙な恋愛要素、親子関係という少年ジャンプ的な側面と、人種差別問題、宗教問題というようなかなりディープな問題にも切り込んでいます。

何ごとも歴史を知ればより楽しめる!というのが体現されているゲームです。

例えば、歴代のシンだったり大召喚士だったりと、作中ではほとんど触れられることのない細かい設定もしっかりと作られており、スピラの歴史を知るほどに楽しめます。

 

まとめ

ファイナルファンタジーシリーズは、7と10が一般的にも最も人気が高いシリーズだと思いますが、個人的にはやはり10がダントツで好きですね。

FFの場合、1~3、4~6、7~9と、ファミコン、スーファミ、PSとしっかりグレードアップしているので、それぞれで世界観や作り込み方が変わってる気もするので、FFを比較する場合は近い数字でやるほうがより正確かもしれませんね。

Switchでもリメイク版が出たようなので、どこかで機会があればまたやりたいゲームですね。



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