実は魔王じゃない?モンスターズの「???系」が魔王の概念をバグらせた説

 

ドラクエファンなら誰もが熱中した『テリーのワンダーランド』や『イルルカ』などのドラゴンクエストモンスターズ(DQM)シリーズ。

 

最強のパーティを作るため、血眼になって配合を繰り返した思い出がありますよね。

 

そんなモンスターズシリーズにおいて、配合の頂点に君臨する種族といえば「???系(はてなけい)」です。

 

しかし、この「???系」という存在が、実は多くのプレイヤーに「ある大きな勘違い」を生んでいるのをご存知でしょうか?

 

今回は、モンスターズが生み出した「魔王の概念のバグ」についてサクッと考察してみます。

 

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「???系」を「魔王系」と呼んでいたあの頃

 

当時のプレイヤー、特に小中学生の間では、「???系」のモンスターを指してそのまま「魔王系」と呼ぶのが半ば常識になっていました。

 

りゅうおうシドーゾーマといった歴代ナンバリングのラスボス(大魔王)たちがこぞってこの系統に属していたため、「この枠=魔王の集まり」と認識されるのはごく自然な流れだったと言えます。

 

エスタークやダークドレアムの配合が勘違いを加速

 

そして、その勘違いを決定づけたのが「裏ボス」たちの扱いです。

 

『テリーのワンダーランド』をはじめとするシリーズでは、歴代の魔王たちを掛け合わせていくと「エスターク」や「ダークドレアム」といった超強力なモンスターが生み出せます。

 

別の記事でも解説した通り、彼らは公式設定では「地獄の帝王」や「破壊と殺戮の神」であり、厳密には魔王ではありません。

 

参照:ドラクエの魔王の概念とは?

 

しかし、ゲーム内の配合ツリーの頂点(魔王同士の配合の果て)として登場し、同じ「???系」にカテゴライズされたことで、「彼らも魔王の一種(あるいは究極の魔王)」という認識が多くのプレイヤーの脳内にすり込まれてしまったのです。

 

なぜ公式は「魔王系」という名前にしなかったのか?

 

では、なぜ公式はわかりやすく「魔王系」という種族名にしなかったのでしょうか?

 

それは、この系統が「スライム」や「ドラゴン」といった既存の生態系に当てはまらない「規格外の存在をまとめる特別な枠」だからでしょう。

 

続編であるDQMシリーズでは、精霊である「わたぼう」や、ドラクエ7の「神様」などもこの「???系」に分類されています。

 

もしここが「魔王系」という名前だったら、神様や精霊まで魔王扱いになってしまい、ドラクエの世界観が崩壊してしまいますよね。

 

モンスターズの功罪?広がるドラクエの世界

 

「???系」という謎めいた枠組みは、歴代のボスや特別な存在を総出演させるための素晴らしいアイデアでした。

 

その結果として「ラスボスや裏ボスはみんな魔王」という微妙にわかりにくい勘違いを産んでいたように思います。

 

次にモンスターズをプレイする時は、「こいつは本当に魔王かな?」と、彼らの本来の肩書を思い出しながら配合してみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

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