魔界の王「ミルドラース」とは?ゲマの影に隠れた絶対的な存在

【ドラクエ5】ラスボス・魔王
ドラゴンクエスト第5作目『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の最終ボスであり、魔界を統べる「ミルドラース」
主人公の父パパスの命を奪い、主人公を奴隷として酷使した光の教団を裏で操っていた真の黒幕です。第一形態は玉座に座る威厳ある老人の姿、第二形態は巨大で醜悪な魔獣へと姿を変えます。
ファンの間では「部下のゲマの方が目立っていた」「ゲマが真のラスボスでは?」とネタにされることも多いですが、彼が魔界の王として君臨するまでの背景には、恐ろしい執念が隠されています。
人間から魔王へと上り詰めた執念と邪悪
実は、ミルドラースは元々「神にすらなろうとした人間」であったとされています(リメイク版などで言及)。強大な力を求めるあまり魔界へと堕ち、ついには自らが魔界の王となりました。主人公の母マーサを誘拐し、その不思議な力を使って人間界と魔界を繋ぐゲートを開こうとした、シリーズでも珍しい「元人間」の魔王です。
ミルドラースの強さと形態変化・攻略のコツ
ミルドラース戦は、部下であるゲマたちとの死闘を乗り越えたプレイヤーを絶望に突き落とす、非常に厄介な戦法を使ってきます。
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絶望の「めいそう」と厄介な仲間呼び

第一形態では、「キラーマシン」や「あくましんかん」といった強力なモンスターを際限なく呼び出し、自身は「マホカンタ」で呪文を反射するいやらしい戦い方をします。
しかし、真のトラウマは巨大な魔獣となる第二形態です。強烈な「しゃくねつほのお」や「いてつくはどう」を連発するだけでなく、こちらの攻撃でようやく減らしたHPを「めいそう」によって問答無用で500も回復してしまいます。当時のファミコン(SFC)キッズたちは、この「めいそう」のメッセージを見るたびに深い絶望を味わいました。
攻略の鍵は「フバーハ」と「いてつくはどう(天空の剣)」
第二形態の激しい炎や吹雪に耐えるため、息のダメージを軽減する「フバーハ」が必須となります。男の子(勇者)やスライムナイトなど、耐性のある強力な仲間モンスターを馬車から入れ替えて戦う総力戦です。
また、相手の「マホカンタ」を解除するために「てんくうのつるぎ(道具として使うといてつくはどうの効果)」を活用することが、効率よくダメージを与えるための重要なカギとなります。
語り継がれる名言・トラウマ要素
「わが名は ミルドラース。魔界の王にして すべての王。……もはや 何も 言うことは ない。その命 わが いけにえとして ささげるが よい!」
部下のゲマが長々と喋るタイプだったのに対し、ミルドラースは登場するやいなや「もはや何も言うことはない」と即座に命を奪いにくる圧倒的な強者の風格を見せつけました。言葉少なに放たれるこのセリフは、いよいよ壮大な親子3代の旅が終わるという圧倒的な緊張感をプレイヤーに与えました。
その後の作品での活躍・豆知識
「ゲマの方が魔王っぽい」と長年ファンからイジられがちなミルドラースですが、『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでは最上位配合に欠かせない強力な魔王としてしっかり優遇されています。
また、実はSFC版の第一形態は「常にマホカンタ状態(解除してもすぐかけ直す)」という仕様だったため、リメイク版よりも難易度が高かったというのも、レトロゲームファンが検索したくなる独自の豆知識です。

