初代魔王「りゅうおう」とは?歴代シリーズの原点にして頂点

ドラクエ1のBOSS
ドラゴンクエスト第1作目の最終ボスにして、シリーズで最初にプレイヤーの前に立ち塞がった魔王「りゅうおう」。
かつて大魔王ゾーマが支配していた闇の国アレフガルドに再び光をもたらした勇者ロトの伝説から数百年後、光の玉を奪いアレフガルドを再び闇に包んだ張本人です。
紫のローブを纏った魔法使いのような不気味な姿と、鳥山明先生による秀逸なドラゴンデザインは、今なお色褪せない圧倒的なカリスマ性を放っています。
世界の半分を交渉材料にする狡猾さ
りゅうおうの最大の特徴は、単なる力任せの怪物ではなく、高度な知能と狡猾さを持ち合わせている点です。勇者に対して「自分の味方になれば世界の半分を与える」という究極の選択を迫る展開は、当時のRPGにおいて革命的であり、プレイヤーの心を大きく揺さぶりました。
りゅうおうの強さと形態変化・攻略のコツ
りゅうおう戦は、シリーズの伝統となる「魔王の形態変化(連戦)」の元祖でもあります。
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人間形態から巨大なドラゴン(真の姿)への変身

玉座に座る第1形態(人間形態)は、ベギラマやマホトーンなどの呪文を駆使して戦います。ここまでは比較的容易に倒すことができますが、真の絶望はここからです。
「正体を現したな!」のメッセージと共に、巨大で獰猛なドラゴン(第2形態)へと変身します。その巨体から放たれる「はげしいほのお」は、当時のプレイヤーに圧倒的な恐怖とトラウマを植え付けました。
攻略の鍵は「ロトの装備」とMP管理
真・りゅうおうを攻略するには、最強の武器である「ロトのつるぎ」と「ロトのよろい」の入手がほぼ必須です。
相手は強力な炎を吐いてくるため、ダメージを軽減するロトのよろいがないと回復が追いつきません。また、第1形態との戦闘で極力MPを温存し、第2形態で自身のHPを「ベホイミ」で維持しながら着実にダメージを与えていく、シビアなMP管理が求められます。
語り継がれる名言・トラウマセリフ
「もし わしの みかたになれば せかいのはんぶんを おまえに やろう。」
ドラクエ史上、最も有名なセリフと言っても過言ではありません。ここで「はい」を選ぶと、画面が赤く染まり、ふっかつのじゅもん(パスワード)を教えられることなく強制的にゲームオーバー(またはタイトル画面へ)になるという、残酷な罠が待っていました。
その後の作品での活躍・豆知識

りゅうおうの存在感は初代だけに留まりません。
『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでは、最強クラスの配合モンスターとして常に君臨しています。
また、派生作品である『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』では、「もし勇者が世界の半分をもらう選択をしてしまっていたら」という衝撃のIFストーリーが描かれ、りゅうおうの知略がどれほど恐ろしいものであったかが改めて証明されました。
歴代魔王は数多くいますが、やはり「りゅうおう」こそが、全ドラクエファンの心に刻まれた永遠の宿敵と言えるでしょう。

